【陰ヨガとは】現代人に必要なマインドフルネス・ヨガ

Yoga and mindfulness
瞑想的な要素を取り入れやすいヨガスタイルとは? 陰ヨガとは?
この記事では、このような疑問にこたえます。
 
記事の内容:
 
ポイント
 
  • 陰・陽ヨガの違いとは。
  • 陰ヨガはストレスフルな社会に生きる現代人に必要な要素が盛り沢山なマインドフルネス・瞑想的なヨガである。
陰・陽ヨガの違いとは。
まず、陰ヨガの主な特徴を3つお伝えします。
 
ポイント
 
  • ポーズのホールド時間が長い(1ポーズ3〜5分)
  • 身体の中心部(関節や内臓)に働きかけるアプローチ
  • 経絡に働きかける
私たちがいわゆるヨガでイメージすることの多いハタヨガ(呼吸に合わせて動く動的なヨガ)=陽ヨガの対極にあるヨガスタイルとして、陰ヨガがつくられました
 
ヨガの歴史は、約4500年前にも遡りますが、陰ヨガの歴史は比較的新しく1980年ポール・グリリー(Paul Grilley)が陰ヨガ指導をスタートしその基盤を確立したと言われています。
 
陰ヨガ・陽ヨガの違いは以下のとおりです。
 
陽ヨガ
陰ヨガ
動的なヨガ(ハタヨガ、アシュタンガヨガ、ヴィンヤサなど)
静的なヨガ
呼吸に合わせて動く
1つのポーズで長くホールドする
筋肉にアプローチ
関節や結合組織にアプローチ
筋力を強化する
身体の結合組織を刺激・ストレッチすることで関節の柔軟性を高める
 
陰ヨガのメリット
 
  • 関節や結合組織に働きかけ関節の稼働範囲を取り戻す。
  • 道教の陰陽五行論からくる経絡システムにより気の流れをスムーズにする効果がある。
  • 静かに内観することにより瞑想の準備につながる。
これらのメリットからもわかるように、陰ヨガはリラクゼーションのためのリストラティブヨガとは異なります。明確な解剖学的な目的をもって安全・セラピー的な方法であえて関節に負荷をかけるのが特徴です。
 
ほとんどの現代人は毎日椅子に座ったまま背骨と腰を固定して生活しています。その結果、私たちの多くが背中や腰に慢性的な痛みを持っています。しかし、椅子に座ったまま背中を固定して生活していては関節は退化していくと、ポール・グリリー氏は警鐘をならしています。
 

ポール・グリリー氏は、陰ヨガを次のような言葉で表現しています。

「嵐は短時間しか続かない。霧雨は一日中降り続く」
「関節の稼働範囲を取り戻していくためには、静止・長いホールド時間が必要です。おだやかに関節に負荷をかけることで、関節の固着化を防いだり、滑液の循環を取戻してくのです。」

陰ヨガのポーズを取る時のポイントとして、筋肉はリラックスしたまま、重力の力を利用して、おだやかに自然にホーズが深まるのを味わいます。(痛い=気持ちいヨガです)実際に5分間ひとつのポーズをホールドすると、自分の体がじわじわと変化していくのを感じるでしょう。
さらに、陰ヨガでは上記にあげたような解剖学的なアプローチだけでなく、自分の呼吸と身体の微細な動きを観察していきます。そのポーズにとどまるのか、軽減法を取り入れるのか、その時どんな選択をするのか自分の心と身体に意識を向けてあげるヨガスタイルなのです。
 
つまり、陰ヨガは瞑想的な効果も期待できるマインドフルネス要素の多いヨガがだと言えます。
 
最後に、陰ヨガの効果をいくつかまとめておきます。
 
陰ヨガの効果
 
  • 関節の可動域が広がる
  • 体液、血液の流れがスムーズになる
  • ホルモンバランスが整う
  • 各臓器の機能改善につながる
  • 呼吸が深まり心が安定する
  • 陽ヨガと組み合わせて行うことで、バランスよく体を鍛えることができる
まとめ:陰ヨガはストレスフルな社会に生きる現代人に必要な要素が盛り沢山なマインドフルネス・瞑想的なヨガです。そして、関節の柔軟性を高める効果があります。体が硬い人でも続けていくうちに体が少しづつ変化していくのを体感できます。
陰ヨガ・シークエンス 例:
陰ヨガのポーズはたくさんありますが、その中でもスタンダードなものを盛り込んだ陰ヨガシークエンス を作りました。初めて体験する人は、一つのポーズで長時間キープすると痛みを感じたり違和感を感じたりすることもあります。不安のある方はヨガスクールかヨガ講師の元で基本の動き方を学びましょう。
 
 
ポール・グリリー氏が言っているように、結合組織・関節が変化していくために筋力は必要ではありません。必要なのはおだやかなホールド時間です。楽しんで実践してみましょう。
 
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